我が家でキャンプで使っているのは前回にもUPしたとおりフジカです。
石油ストーブの暖かさを知ってもう一台
トヨトミRL-25Fいわゆるレインボーストーブを買いました。
もともとキャンプ用に買ったつもりでしたが実際には家でしか使っていません。
そんなストーブに突然の悲劇が・・・・昨年末に寒くなってきて久しぶりの点火。
いい感じで炎がでてガラスに映る炎をみて「ほっこり!」
翌日も。しかしなんとなく炎が小さいかな?気がついたら燃料が残っているのに消えていました。
「あれ?自然に消えているね」
妻とそんな話しをしながらその日は芯を下ろして就寝。
その翌日燃料補給してまた点火しようとしたら
「・・・・・・」
「あれ?着かないね。」
家の中で妻と大騒ぎ。取扱説明書見ても機械的に問題はなさそう。
結局の原因は燃料でした。
昨冬燃料が10Lほど余っていて一夏越した灯油を使いました。
その灯油が痛んで変質。
妻がネットで燃料では?とあたりをつけて灯油を見たら灯油の不純物や硫黄分が析出されてしまい色も黄色くなっていました。
硫黄分の結晶でしょうかカスが大分浮いていました。
けっちてその灯油を使ったので燃料がしっかり燃焼せずタールが芯にびっしり。
それで芯から灯油が揮発しなくて火がつかなかったようです。
取扱説明書にもしっかり書いてありますね。
古い灯油を使うのは止めましょうと。
結局正月一番にアマゾンで芯を買って交換。
正月早々の大騒動でした。3が日最後の夜はストーブのオーバーホールになってしまいました。
わずかな出費をケッチってとんだ代償を支払う事になってしまいました。
妻には「いい勉強になったね」
そう言われるとなんか反って惨めな気持ちになったわたしでした。
こういう風に見るとどこに原因があるのかと思ってします。
芯を上げたところです。
ちょっとわかりづらいですが芯はタールで真っ黒。灯油がしみてもいませんでした。パサパサになっていました。
空焼きもしましたが全く効果出ませんでした。
外した芯です。
下の方は灯油がしみていますが上の方は全く乾燥状態です。
たしかにこれでは点火しませんよね。
リングを外すと中もぴっちりタールが・・・・
必死で金たわしで磨きました。
円筒部の外側のくぼみが燃料タンクと繋がっていて燃料が流れ込んできます。
そこに芯が納まります。結局ここに不純物や古い燃料が残りますので
芯を入れた状態では新しい灯油を入れても洗浄されると言うようなことにはなりません。
特にカスはなかなか取れません。しつこくタンクをゆすって新聞紙やティッシュで吸い上げました。
あたらしい芯を入れ替えたところです。
交換方法は芯に同封されてきます。
色々な人がネットでもいって居ますが確かに簡単でした。
冒頭の写真になりますが何とか綺麗な炎が復活しました。
清掃と交換に要した時間は1時間半ぐらいだったでしょうか。
正月早々大騒ぎになってしました。古い燃料は使ってはいけませんね。
道具を大切にすると言うのはこうした燃料もしっかりといいものを使わないといけないと言うことですね。
皆様も大切に道具を使ってください。
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